【ラグビーW杯2023】日本代表の外国出身選手の条件・国籍まとめ

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現在、開催真っ只中のラグビーワールドカップ2023 フランス大会。

我らが日本代表も、グループリーグ突破に向けて佳境をむかえています。

ワールドカップを機に初めてラグビーを観た人もいると思います。そしてそのときにこう思った人も多いはず。

「え？外国人選手多くない？」「これ本当に日本代表？」

わたしも初めてラグビーをテレビで観たときはそのように思いました。

今回はラグビー日本代表は外国人選手が多いのかを解説します。

外国出身選手がラグビー日本代表になるためのルール

ラグビーでは外国籍選手も一定の条件を満たせば日本代表になることができます。

国際統括団体のワールドラグビー規定による代表資格は以下の通りです。

1.その国・地域で出生
2.両親または祖父母のうち1人がその国・地域生まれ
3.直前の５年間継続居住（2021年までは3年間がルールでした）
4.通算10年間の居住
5.過去に他国で代表に選出されていても、1度だけ国・地域の変更が可能。変更するためには、元の代表活動から3年間離れ、変更先の国・地域が本人や親・祖父母の出生地である必要もある。
※上記のうち1つでも満たせば代表資格を取得することが可能。

ラグビーでは帰化していない外国籍選手でも、日本代表になることができます。

外国籍の選手も多いですが、リーチ・マイケル選手のように日本に帰化している選手も多く存在します。

ラグビーワールドカップ2023 ラグビー日本代表の選出メンバーと国籍

今回のラグビーワールドカップの選出メンバーは33人です。そのうち外国出身選手は20人になります。（帰化選手、ヘッドコーチ含む）

出身国	選手名	その他
オーストラリア	ジャック・コーネルセン
オーストラリア	ジェームス・ムーア
タイ	ベン・ガンター
トンガ	アマト・ファカタヴァ
トンガ	サウマキアマナキ
トンガ	シオサイア・フィフィタ
トンガ	シオネ・ハラ
トンガ	ヴェルアサエリ愛	日本国籍
ニュージーランド	クレイグ・ミラー
ニュージーランド	リーチマイケル	日本国籍
ニュージーランド	レメキロマノラヴァ
ニュージーランド	ワーナー・ディアンズ
ニュージーランド	ジェイミー・ジョセフ	ヘッドコーチ
南アフリカ	ディラン・ライリー
南アフリカ	ピーター・ラブスカフ二
南アフリカ	松島幸太郎
フィジー	ジョネ・ナイカブラ
フィジー	セミシ・マシレワ
韓国	具智元
韓国	李承信

ラグビーワールドカップ2023日本代表の外国出身選手

日本代表に外国籍の選手が多い理由は「協会主義」という考え方

ラグビーの代表選出のルールは他のスポーツと異なり、「国籍主義」ではなく「協会主義」に基づいています。

多くのスポーツでは国の代表選手はその国の国籍を持つ選手が選ばれるのが通例ですが、ラグビーでは各国のラグビー協会が代表選手を選出します。

したがって、ラグビーの代表はその国のラグビー協会代表という位置付けになります。

ラグビー日本代表の場合は、日本のラグビー協会の選手で構成されています。

国籍はもちろん代表資格に影響を与えますが、特定の条件を満たせば国籍が異なる国の代表として選出される可能性もあります。

他国の代表の外国出身選手の割合は？

外国出身選手が多いのは日本代表だけなのでしょうか？他の国の代表もみてみましょう。

以下はラグビーワールドカップ2015における各チームの外国出身選手の人数になります。

国	人数
サモア	13人
ウェールズ	12人
トンガ	12人
スコットランド	12人
日本	11人
フランス	10人
オーストラリア	9人
イタリア	9人
アメリカ	9人